ディース dís[9](ディース[1][18]) 女予言者[2]、女神[18] 原典版 概要 元来、祖母の霊で、産婦の分娩を助けるとされた。のちに、運命の女神や守護霊、ヴァルキューレなど神話的な神霊と混淆こんこうした[1] 登場する文献と役割 レギンの歌 フニカルとシグルズとの会話の中で名が見える[1] シグルドリーヴァの歌 手の平に安産のルーネを彫り、関節を伸ばし、ディースたちの加護を願うと、妊婦の分娩を助けられるという[1] ユングリンガサガ アジルス王がディースのための供犠に出かけたさい、ディースの館あたりを進行中、乗っていた馬から落ちて死亡した[18] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [18] 谷口幸男(2008)『ヘイムスクリングラ-北欧王朝史(1)-』プレスポート