羅語Gesta Danorum(デンマーク人事誌[23][27]、ゲスタ・ダノールム[23])
羅語SAXONIS GESTA DANORUM[11](サクソのデンマーク人の事績[11])
概要
- 十三世紀のデンマークのサクソ・グラマティクスの著作[23][27]
- 全十六の書からなり、太古から著者サクソの時代にいたるデンマーク人の歴史を扱う[11]
- そのうち序から第九の書までは神話と英雄時代を扱っており、北欧古代中世研究にもっとも重要な資料とされる[11][27]
- 『ヘイムスクリングラ』が、自身の国の古代の伝説や神話を大事にし、それらを取り込んで伝えたスノッリによって記された一方、本書は、神に常に批判的であり、非常な悪意をもつ見方をするサクソによって(嘘とまでは言えないが)ゆがめられた形で記されており、神々の扱い方が非常に対照的な内容となっている[23]
- ただし、オーディンを主神とせず、常勝を約束する支配者とみるエウヘメリズムの見解はスノッリとサクソの両者に共通してみられる[18]