グラニ – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 ケニング 参考文献 Grani[9][13](グラニ[1][2][7][10]) 原典版 登場する文献と役割 フンディング殺しのヘルギの歌Ⅰ シンフィエトリがグズムンドを侮辱する場面にて名が見られる[1] グリーピルの予言 シグルズの馬の名。シグルズがグリーピルと面会している間、ゲイティルがグラニの面倒をみた[1] レギンの歌 馬の名。ヒアールプレクの飼育馬のところにいたが、シグルズに選ばれ彼の馬になった[1] ファーヴニルの歌 シグルズの馬の名。彼が背にまたがらないうちは進もうとしないという[1] シグルドリーヴァの歌 グラニの胸にルーネが彫られる[1] グズルーンの歌Ⅰ シグルズの乗る馬の名[1] シグルズの短い歌 シグルズの馬の名[1] ブリュンヒルドの冥府への旅 王(管理人注:シグルズ)がグラニに乗り、焔を越えてブリュンヒルドの眠る場所を訪れた[1] グズルーンの歌Ⅱ シグルズの馬。シグルズを乗せず民会から帰ってきたため、グズルーンにシグルズの所在を尋ねられると、主の死を思ってうなだれた[1] 詩語法 シグルズの馬の名。彼以外を決して乗せようとしなかった[2] シグルズがグニタヘイズにてファーヴニルを殺害し、この馬で黄金を運んだ[2] 炎を超えられる勇気を持った馬だった[2] ケニング グラニの名に関連するケニング グニタヘイズを表すケニング グラニの通る道[1] 牝馬を表すケニング グラニの花嫁[1] 黄金を表すケニング byrðr Grana[9]、Grana byrðr[10] グラニの荷[2][10] (byrðr 重荷 [女])[3] グラニの美しき荷[2] グラニの重き荷[7] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [7] 谷口幸男(2002)「スノッリ・ストゥルルソン『エッダ』「序文」と「ハッタタル(韻律一覧)」訳注(2)」『大阪学院大学国際学論集』(13(2) (通号 26))p.125~154,大阪学院大学国際学学会 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [10] 谷口幸男(1983)「スカルド詩人とケニング」『レトリックと文体―東西の修辞法をたずねて』(古田敬一編)p.183~209,丸善 [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.