エーギルの兜(エギルのかぶと、恐怖の兜) ægishiálm[13] エーギルの兜[1]、エギルのかぶと[26] œgishjálmr[12] 恐怖の兜[9] 原典版 登場する文献と役割 レギンの歌 ægishiálm[13](エーギルの兜[1])で記載。どんな人間でもこわがる兜と言われており、ファーヴニルがこれをかぶって宝を守っている[1] ファーヴニルの歌 ægishiálm[13](エーギルの兜[1])で記載。ファーヴニルがかぶっていたが、彼の殺害後シグルズがそれを手に入れた[1] 詩語法 œgishjálmr[12](恐怖の兜[2])で記載([9]ではægishiálmr)。もとはフレイズマルがもっていたが、彼の殺害後ファーヴニルが手に入れた。この兜を見たものはすべて恐怖を覚えると言われている[2] ケニング 蛇の頭巾[2] [9]-66.(214) 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [26] 山室静(2013)『ギリシャ神話<付 北欧神話>』インタープレイ