原典版
概要
- Hun族の王。Guðrúnの夫となる。Attila、Etzelとも[3]
- 有名なフン族の王アッチラがモデルになっている。453年ゲルマン人の娘イルディコを妻にしたが、婚礼の夜、血を吐いて死んだ。そののち、妻イルディコが夫の復讐を遂げたという話が創作された。その話の中でイルディコはギューキ一族グンダハリ(グンナルのモデルとなった人物)の妹グズルーンにされ、兄の復讐のためアトリを殺したことになっているが、実際には両者の間には歴史上の関わりは無い[1]
登場する文献と役割
フンディング殺しのヘルギの歌Ⅰ
詩語法
- ブズリの子。王。妹に、ヴァルキュリヤであるブリュンヒルドがいる。ブズルング一族の出身[2]
- ブリュンヒルドの指図によりシグルドが殺された後、その妻だったグズルーンをめとり、子をもうけた。シグルドの莫大な遺産はブリュンヒルドの夫グンナルとホグニが手に入れていたため、彼らと戦い二人を殺害したが、遺産はライン河に沈められたため手に入れることはできなかった[2]
- グンナルとホグニの葬儀の宴の際、グズルーンの手によって、グズルーンとの間の二人の息子の頭蓋骨で作った酒器に子供達の血を混ぜて飲ませられ、また子供達の心臓をあぶって食べさせられた。その後眠ったところで、グズルーンと、ホグニの子に襲われ殺害された[2]
- グラウムという馬に乗る[2]