Hiorvarðr[13]、Hiǫrvarðr[13](ヒョルヴァルズ[1])
原典版
概要
- ノルウェーの王の名[1]
登場する文献と役割
フンディング殺しのヘルギの歌Ⅰ
ヒョルヴァルズの子ヘルギの歌
- 王の名。自分が一番美しいと聞き知った女を妻にするという誓いを立てており、四人の妻がいた。第一の妻はアールヴヒルドで、息子はヘジン、第二の妻はセーレイズで、息子はフムルング、第三の妻はシンリョーズで、息子はヒュムリングという。あるときスヴァーヴニル王の娘シグルリンがあらゆる娘の中で並ぶものがないほど美しいという話を耳にし、イズムンド候の息子アトリを求婚に向かわせるが、断られてしまう。そのため今度は王自身がアトリに同行し再度求婚のためスヴァーヴァランドに向かったが、シグルリンへの別の求婚者であったフローズマル王によってスヴァーヴァ王(スヴァーヴニル王?)は殺され国は焼き払われていた。王とアトリはシグルリンの養父フラーンマル候の魔法によって守られていたシグルリンと候の娘アーロヴを発見し、ヒョルヴァルズ王はシグルリンと結婚し、間にヘルギをもうけた。後にヘルギがスヴァーヴニル王の復讐を遂げる際、軍勢を分け与えた[1]