ベルセルク

– 目次 –

原典版

登場する文献と役割

語源・関連語

参考文献

新釈北欧神話版


berserkr[1][32](ベルセルク[1][18]) 熊の皮[1][18]、クマのシャツ[32] 英語berserker[32]
 ― bersi[9] でっかいやつ、熊の同義語[2]

原典版

概要

  • アイスランドサガによくあらわれる狂暴戦士。戦になると気が狂ったようになって暴れまわり、刃も通らない。次第に、婦女子や金品をゆする無法者に堕していく[1]
  • 北欧伝説に出てくる狂戦士で、戦いの前に熊皮のマントやシャツを着て狂暴に暴れ回ったという[32]
  • 凶暴戦士。サガにときどき登場し、一時的に狂暴な力を発揮する乱暴者。アイスランドの学者によれば、それは毒キノコを食することによるという[18]

ハールバルズの歌

ヒルデブランドの挽歌

  • ヒルデブランドは部下の勇士たちが討たれたことをきいて、ベルセルクの激怒にかられてすぐにフィヨルドを訪れ、息子を打ち殺した[1]

ギュルヴィたぶらかし

詩語法

ユングリンガサガ

  • オーディンが戦で一撃を加えると、敵は弱体化し、味方はberserksgangr[22](ベルセルクの逆鱗)とよばれる狂暴状態になって戦った[18]
  • bersercsgangr[13]、berserksgangr[22] ベルセルクの激怒[1]、ベルセルクの逆鱗[18]

参考文献


新釈北欧神話版

概要

強化

体内の魔素マナを活性化し、一時的に筋力、体力、動体視力、防御力、生命力などの各身体能力を向上させる手段のこと。強化使用中は、身体中の紋様が淡く光り輝いて見える。
体外の魔素マナに干渉する魔力使用とは違い、体内の魔素マナは常に自身の支配下にあるため、視認・支配の必要がなくタイムラグも発生しない。
しかし身体のリミッターを外した状態となるため、長時間の使用は困難である。また、身体が十分に成長しきっていない青少年による強化の使用は身体に著しい悪影響を及ぼすとされ、アースガルドでは禁じられている。

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