原典版
概要
登場する文献と役割
ユングリンガサガ
- <邪しまアーサ(Ása hin illráða)[22]>。インギャルド王とその后ガウトヒルドの間に生まれた娘の名。<木樵のオーラヴ>の姉。気質が父に似ており、スコーネのグズレーズ王に嫁いだものの、王にその兄弟のハルヴダンを殺させたあと、グズレーズ王自身も殺害した。その後インギャルド王と共にレーニンギで開かれた宴会に参加していたが、ハルヴダン王の息子<幅広イーヴァル>が攻めてきた際、それらと戦う力がないと悟ったインギャルド共に、家臣全員を正体ないほど酔わせたあと館に火を放ち、その中にいた人全員もろとも焼け死んで果てた[18] (hinn あの [代])[3](illr わるい [形])[3](illa わるく [副])[3]
- <暴君エイステイン>の娘。<白足のハルヴダン>と結婚し、間にエイステインとグズレーズという二人の息子をもうけた[18]
- <赤ひげのハラルド>の娘。兄弟にギュルズがいる。<誇り高いグズレーズ>が自身を妻に所望したが、ハラルド王がそれを断ったため、ハラルド王とギュルズはグズレーズ王の軍の襲撃に遭い死亡した。それにより戦利品としてグズレーズ王に連れ帰られ、間にハルヴダンという名の息子をもうけたが、ハルヴダンが一歳になった秋、召使いにグズレーズ王を闇討ちさせ、殺害した[18]