Geirroðr[13]、Geirrøðr[10](ゲイルロド[25]、ゲイルロズ[1][2]、ゲイルレズ[10][30]、ゲイレーズ[1]、ゲルリヨド[25])
原典版
登場する文献と役割
グリームニルの歌
- フラウズング王の息子の名。八歳。兄にアグナルがいる[1]
- 兄弟で釣りに行った際に船が難破し、小作人の男に拾われ養子になった。実はこの小作人の男の正体はオーディンだった。春になると再びフラウズング王のもとへと戻るが、その際、兄のアグナルがまだ乗る船をわざと沖へと流し、父王の死後に王となった。そののち生まれた息子の名を、兄にちなんでアグナルと名付けた[1]
- あるときフリッグの召使いであるフッラから、魔法使いに注意するようにとのフリッグの忠告を与えられる。その後自身のもとを訪れたグリームニルと名乗る黒いマントの魔法使いを捕らえ、口を割らせるために拷問を行った。拷問していた相手がオーディンとわかると立ち上がって助けようとしたが、つまづき、抜き身で置いていた自身の剣に刺されて死亡した[1]
詩語法
- 巨人の名。鷹に変身して屋敷を訪れたロキをとらえ、トールを丸腰で連れてくる約束をさせる。そして娘ギャールプとグレイプにトールを襲撃させるが、いずれも失敗する。その後、広間にてトールと試合をするが、殺される[2]