Váli[1][3][9][12][13](ヴァーリ[1][2][25]、ヴァリ[26]) [男][3]
原典版
概要
- Odinと巨人女Rindとの間の息子[3]
- オーディンとリンドの子で、ヘズを討ち殺し、バルドルの復讐を遂げる[1]
- Lokiの息子[3]
- ロキの息子。ロキが神々に捕らえられたとき、狼に姿を変えられ、兄弟のナリを殺した[1]
- son Óðins[9] オーディンの子[2] (sonr 息子)[3] [9]-19.
- son Rindar[9] リンドの子[2] [9]-19.
- stjúpson Friggjar[9] フリッグのまま子[2] [9]-19.
- bróður ásanna[9] アースの兄弟 (bróðir 兄弟 [男] 英語brotherに相当)[3](áss エーシル神族の神 [男])[3]
- byggvanda föðurtófta[9] 父の地に住む者[2] (byggja 住む、植民する)[3](faðir 父)[3]
- hefniás Baldrs[9] バルドルの復讐のアース[2] (hefna 復讐する)[3] [9]-19.
- dólg Haðar[9] ホズの敵[2] (dólgr[9] 仇[2]) [9]-19.
- bana Haðar[9] ホズの殺し手[2] (bani 殺害者、死 [男])[3] [9]-19.
ヴァーリの名に関連するケニング
内容を読む ※コミカライズ作品『新釈北欧神話』における著しいネタバレを含みます
オーディンの息子でありバルドルの復讐を遂げる神ヴァーリは、しばしばロキの息子の名としても現れ、我々に混乱を与えている。
これは長年の文字起こしや写本の転記により生じた誤訳・ミスであると考えられるが、以下に、それぞれの詩においてそれぞれの名前がどのように言及されているのかを表でまとめる。
ヴァーリ | アーリ | ナリ | ナルヴィ | |
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巫女の予言 | ロキの息子。腸のほう | ー | ー | ー |
ヴァフズルーズニルの歌 | オーディンの息子 | ー | ー | ー |
ロキの口論 | ー | ー | ロキの息子。腸のほう | ロキの息子。狼のほう |
ギュルヴィたぶらかし | オーディンの息子。別名アーリ ロキの息子。狼のほう |
オーディンの息子。別名ヴァーリ | ロキの息子。腸のほう。別名ナルヴィ | ロキの息子。腸のほう。別名ナリ |
詩語法 | オーディンの息子 | ロキの息子 | ロキの息子 | ー |