ギュミル(ギュメル) Gymir[1][12](ギュミル[1][2][18]、ギュメル[25]) 海[1] 原典版 概要 巨人の名[18] 登場する文献と役割 スキールニルの旅 ヨーツンヘイムに庭(家)をもち、そこに美しい娘ゲルズが住む[1] ロキの口論 ロキがフレイを侮辱する際に「ギュミルの娘を金で買った」、とある[1] 詩語法 エーギルの別名[2] (管理人注:ゲルズの父親のギュミルと同一人物かどうかは定かではない) ヒュンドラの歌 巨人族。アウルボザとの間にゲルズをもうけた[1] スィアチはギュミルらの身内であるという[1] ギュルヴィたぶらかし 山の巨人の出であるアウルボザとの間にゲルズをもうけた[1] ユングリンガサガ ゲルズの父の名[18] ケニング 海の巨人[18] ギュミルの名に関連するケニング ゲルドを表すケニング Gymis dóttur[13]、Gýmis dóttir[22] ギュミルの娘[1][18] (dóttir[9] 娘[2]) エーギルの娘たちを表すケニング ギュミルの冷たき巫女[2] (管理人注:この場合のギュミルはエーギルのことを指している) 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [18] 谷口幸男(2008)『ヘイムスクリングラ-北欧王朝史(1)-』プレスポート [22] N. Linder og H. A. Haggson(http://heimskringla.no/wiki/Heimskringla)2022年3月27日アクセス. [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店