Angantýr^[13]（アンガンチュール^[1]）

原典版

登場する文献と役割

ヒュンドラの歌

• オッタルと、外国の金属（黄金）を賭けた^[1]

フン戦争の歌　またはフレズの歌

• ヘイズレクの子。フレズ、ヘルヴォルの兄。アールヘイマルに住む。チュルヴィングという剣をもつ。ヘイズレクの死後、彼が治めていた全王国を支配する王になった。フレズに父の遺産の半分を分配するようにと要求されたため、ゴート族の三分の一をはじめとする莫大な財宝を与えると申し出たものの、ヘイズレク王の養子ギズル・グリューティンガリジがそれを止めたうえさらにフレズを侮辱したため、フレズとフムリ率いるフン族とアンガンチュール率いるゴート族との間で戦争が起こった。ディルギア谷のドゥーンヘイズでフン族との決戦を行い、フレズとフムリ王を打ち倒した^[1]

参考文献

• [1] 谷口幸男（1973）『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社
• [13] Gustav Neckel（1983）『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.