Ari Thorgilsson[3](アリ・ソルギルスソン[3][18]、アリ・ソルギルソン[18])
原典版
概要
- 1067-1148。アイスランドの学者。最初のアイスランド史を書いた[3]
- 司祭の賢者。アイスランド最初の歴史家。1068年西アイスランドのヘルガフェルで生まれ、1148年スタズで司教に叙任され、八十歳で死ぬ。「アイスランド人の書」は最古のスカンディナヴィアの歴史書。また「植民の書」の共著者とされる。スノッリらに与えた影響は大で、彼の記録などから、スノッリは多数の引用をしヘイムスクリングラを記した[18]
登場する文献と役割
ヘイムスクリングラ 原著者序文
- ソルギルスの子。ゲリルの孫。七歳から十四年間、ハウカダールのハル・ソーラリンソンのところで過ごし、司教イースレイヴの子ティトや、ゴジのスノッリの娘スリーズらから多くの知識を授けられた。その後司祭となり、北欧語で今昔の歴史を書き留めた最初の人となった。また、ノルウェーの諸王の伝記をオッド・コルスソンにならって書いた。アイスランドの植民と立法に関する記録のほか、ノルウェーやデンマークやイングランドの王たちの生き様や、アイスランドで起こった大事件なども記録した。ハラルド・シーグルザルソン王の死の一年後に生まれており、大変な高齢者でもある。諸国を旅してまわり、オーラヴ聖王の参与となり、大いに出世した[18]