フノス Hnoss[12][22](フノス[1][2][18]) 原典版 概要 フレイヤの娘[18] 登場する文献と役割 ギュルヴィたぶらかし フレイヤとオーズとの間に生まれた娘の名。たいそう美しいため、美しくて立派な者は彼女の名にちなんで「hnossir[12](フノス)」と呼ばれている。[1] 詩語法 フレイヤとオーズの間の子。随所にて、フレイヤの子(=フノス)は宝のケニングとなっている[2] ユングリンガサガ フレイヤとオーズとの間に生まれた、大変美しい娘の名。ゲルシミの姉妹[18] ケニング ニョルズの娘(フレイヤ)の子[2] [9]-44.(109) フレイの姪[2] [9]-44.(108) ホルン(フレイヤ)の黄金にて飾られたるめぐし子[2] [9]-44.(108) ヴァンの花嫁(フレイヤ)のしたたかなる娘[2] [9]-44.(110) ゲヴン(フレイヤ)の娘[2] [9]-44.(110) フノスの名に関連するケニング フレイヤを表すケニング móður Hnossar[9] フノスの母[2] (móðir 母 [女] 英語のmotherに相当)[3] [9]-28. 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Ulan Press [18] 谷口幸男(2008)『ヘイムスクリングラ-北欧王朝史(1)-』プレスポート [22] N. Linder og H. A. Haggson(http://heimskringla.no/wiki/Heimskringla)2022年3月27日アクセス.