Skjöldr[9][12][22]、Skjöld[12]、Skjǫldr[3](スキョルド[2][6][11][18]) 楯[3]、盾[11] 英語shieldに相当[3]
原典版
概要
登場する文献と役割
スノリのエッダ 序文
- スキャルドゥン(Skjaldun[12])とも呼ばれる。トールとシヴの12代後の子孫。ヘレモーズの子で、ビヤーヴの父[6]
- オーディンの息子。レイズゴタランドを支配した。フリズレイヴという息子がいる[6]
詩語法
- オーディンの子。スキョルドゥング一族の始祖。ゴットランドを支配していた。息子の名はフリズレイヴといい、父の死後、国を支配した[2]
ユングリンガサガ
- オーディンの息子の名。ゲヴィウンを妻にし、フレイズラに住んだ[18]
- ヴァルナを治める王の名。大変魔法に長じており、ヴァルナを荒し回ったエイステイン王が帰還する際、魔法で風を起こしてエイステイン王を海に落とし、殺害した[18]
デンマーク人の事績
- 羅語Scioldus[24](スキョルド[11])。ローテルの子。ローテルの死後、デンマークの王となった。体格は人並み外れて大きく、天賦の才をもち、武勇に優れ、父の悪徳でなく祖父の美徳に応え、祖国愛にも秀でていた。そのため、デンマークの他の王たちも、彼にちなんで「スキョルドゥンギ」という名で呼ばれた。アタルやスカートを初めとする多くの勇敢な戦士を打ち倒したといわれる。サクソーニア王の王女アルヴィルダを見初めて求婚し、同じく姫の求婚者であるアレマニアの領主スカートと争い、それを打ち倒してアレマニアを支配した。そしてまもなくアルヴィルダとの間にグラームという息子をもうけた[11]