ウル

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原典版

登場する文献と役割

ケニング

参考文献


Ullr[9][12][13](ウル[1][2]

原典版

概要

  • トールの義理の息子。弓矢やスキーに長じ、戦士の神とされ、決闘には祈願される。ノルウェーで広く崇拝され、地名にも痕跡を残している[1]

グリームニルの歌

  • 火に最初に手を出す者は、ウルとあらゆる神々の恩寵をうける[1]
  • ユーダリルに自らの館を築いた[1]

グリーンランドのアトリの歌

  • アトリはウルの腕輪にかけてしばしば誓いをおこなった[1]

ギュルヴィたぶらかし

  • シヴの息子で、トールの継子。並ぶ者のない名射手でスキーヤー。美貌で、戦士としてすぐれているため、決闘の折にはこの神に祈願するとよいという[1]

詩語法


ウルの名に関連するケニング

    トールを表すケニング
    • ウルの父[2]
    • stjúpfaðir Ullar[9] ウルの舅[2] (faðir 父)[3]
    シヴを表すケニング
    • móður Ullar[9] ウルの母[2] (móðir 母 [女] 英語のmotherに相当)[3] [9]-29.
    楯を表すケニング
    • askr Ullar[9] ウルのとねりこ[2] (Askr トネリコの木(神聖な樹木) [男])[3]
    • skip Ullar[9] ウルの船[2]
    • ウルの龍骨[2]
    男を表すケニング
    • 戦のねぎ(剣)のウル[2]

参考文献