Andvari[12][13](アンドヴァリ[1][2][25][26])
原典版
登場する文献と役割
レギンの歌
- 小人の名。オーインの子。哀れな運命の女神から、水の中を渡るよう決められたので、多くの滝をまわって生きている。あるときアンドヴァラフォルスという滝に住み、魳に姿を変えて食物をつかまえて暮らしていたところ、オトの死の賠償を求めてやってきたロキに捕まり黄金をすべて巻き上げられてしまう。一つだけ残しておいた腕輪アンドヴァラナウトも取り上げられたため、その腕輪に呪いをかけた[1]
ギュルヴィたぶらかし
詩語法
- スヴァルトアールヴヘイムに住む小人。魚の姿に変身することが出来る。川うその賠償金を支払うためにやってきたロキに、命と引き替えに財産を全て差し出すようにと脅される。財産を殖やすことの出来る腕輪アンドヴァラナウトまでもが没収された際、その腕輪を持つ者は命を落とすという呪いを掛ける[2]
- アンドヴァリの呪いのかかった腕輪は、ロキからオーディンへ、オーディンからフレイズマルへ、フレイズマルからファーヴニルへ、ファーヴニルからシグルズへ、シグルズからブリュンヒルドへ、ブリュンヒルドからグンナルとホグニへと渡った[2]