グローア(グロア) Gróa[3][9](グローア[2]、グロア[25]) (草木が)生える[3] 英語growと同等[3] 原典版 登場する文献と役割 詩語法 アウルヴァンディルの妻。トールの頭に刺さった砥石の破片を取り出そうとするが、失敗する[2] デンマーク人の事績 羅語Gro[24](グロー[11])。シグトルグ王の娘。父により、巨人との婚姻が決まる。その婚姻が王家の血にふさわしくないとしたグラームがスウェーデンとの間に戦端を開き、イェートランドに攻め込んできたとき、森で偶然グラームと出会い、言葉を交わす。そしてその正体と美貌により共寝へと誘われ、グラームとの間にグトルムをもうけた[11] 参考文献 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [11] 谷口幸男(1993)『デンマーク人の事績』東海大学出版会 [24] Alfred Holder (1886)『Saxonis Grammatici Gesta Danorum』Strassburg, K. J. Trübner [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店