Sigrlinn^[13]（シグルリン^[1]）

原典版

登場する文献と役割

ヒョルヴァルズの子ヘルギの歌

• スヴァーヴニル王の娘の名。ムナルヘイム第一の美女で、あらゆる娘の中で並ぶもののないほど美しいといわれる。フラーンマル候に育てられた。ヒョルヴァルズ王からの求婚を受けたが、フラーンマル候の計らいにより一度は断った。その後別の求婚者フローズマル王によりスヴァーヴニル王は殺され国が焼き払われたが、フラーンマル候の魔法によって、候の娘アーロヴと共に難を逃れていた。そこを、再度求婚に訪れていたヒョルヴァルズ王に発見されて結婚し、ヘルギをもうけた^[1]

参考文献

• [1] 谷口幸男（1973）『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社
• [13] Gustav Neckel（1983）『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.