フリズスキャールヴ(フリズスキャルフ) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 ケニング 参考文献 新釈北欧神話版 Hliðskjálf[12]、Hliðsciálf[13](フリズスキャールヴ[1][2]、フリズスキャルフ[25]) 原典版 概要 ヴァルハラにある玉座で、普通、オーディンとフリッグしか坐ることが許されない[1] 登場する文献と役割 グリームニルの歌 オーディンとフリッグが全世界をみはるかす場面にて登場[1] スキールニルの旅 フレイが全世界を見まわす場面にて登場[1] ギュルヴィたぶらかし ヴァラスキャールヴの広間にある高御座。ここにオーディンがつくと、全世界を見霽はるかすことができる[1] フレイがフリズスキャールヴから全世界を打ち眺め、ゲルズという美しい娘を見染めた[1] バルドルを殺害させたロキが逃げ出した時、オーディンはフリズスキャールヴに座ってロキの逃亡先を見つけ出した[1] ケニング フリズスキャールヴに関連するケニング オーディンを表すケニング フリズスキャールヴの王[2] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [25]P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 新釈北欧神話版 第一章 アースガルドの第一の集落ヴァーラスキャールヴに造られた神殿。 有事の際の防衛施設も兼ねる。 ヘーニルが設計・建築を手がけた。 神殿の工事は、労働力として人間を大規模に使役した初めてのケースとなった。 新釈北欧神話での登場エピソード一覧(Amazonに飛びます)