ミドガルド(ミズガルズ)

※当記事には『新釈北欧神話』におけるネタバレが反転して記載されています


miðgarðr[1](ミズガルズ[1][2][10]) 真ん中にある地帯[1] 中園[3] [男][3]
 ― miðr[3] まんなかの[3] [形][3]
 ― garðr[3] 囲い地、中庭、家、城、町[3] [男][3] 英語のgardenに相当[3]

※文献によってまれに「ミッドガルド[3][15]」と表記されることもあるが、原文表記は「Miðgarðr[1]」であるため、「ミガルズ[1][2]」や「ミガルド」などと表記する方が本来の古ノルド語の発音に近い

原典版

概要

巫女の予言

  • ブルの息子達の手により大地が持ち上げられて作られた[1]

グリームニルの歌

  • ユミルの肉から大地が、血から海が、骨から岩が、髪から樹が、頭蓋骨から天が、睫毛からミズガルズが、脳から雲がつくられた[1]

ハールバルズの歌

  • 人間の住む地として名前がみられる[1]

ヒュンドラの歌

ギュルヴィたぶらかし

  • ユミルのまつげから作られた砦の名。大地は円形で、外側は深い海が取り巻いており、海岸に巨人族の住む土地があるが、そのさらに内側にこの砦が存在している[1]
  • 神々の定住の初めの頃におかれた場所[1]
  • あるとき鍛冶屋に化けた山の巨人が神々のもとにやってきて、山の巨人や霜の巨人がミズガルズに攻め入っても安全で信頼のできる立派な砦を造る代わりにフレイヤと太陽と月が欲しいと申し出た。結果砦は作られたものの、神々が誓いを破ったことにより鍛冶屋はミョルニルで頭を粉砕され、二ヴルヘルの下に投げ込まれることになった[1]

ミドガルドに関連するケニング

    トールを表すケニング
    • verjandi Miðgarðs[9] ミズガルズの守護者[2] (verja[12] 守る[6]
    • ミズガルズの尊い守護者[1]
    黄金を表すケニング
    ヨルムンガンドを表すケニング
    • ミズガルズの大蛇[2]
    • ミッドガルド蛇[3]

ミズガルズは全ゲルマンに共通した概念である[1]

  • ゴート語[1] miþgarþr[1]
  • 古サクソン語[1] mittelgard[1]
  • 古英語[1] middangeard[1]
  • 古高ドイツ語[1] mittilgard[1]

用語を元ネタに用いた作品の一例

公開日:2019/04/21 12:11:55

最終更新日:2022/07/23 18:13:15

カテゴリー: 地名

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