巫女みこ

– 目次 –

原典版

登場する文献と役割

ケニング

参考文献

新釈北欧神話版


vǫlva[3] 巫女[3]、杖(vǫlr[3])をもって歩く者[3] [女][3]

原典版

概要

  • seiðkona(seið síða(呪文で魔術を行う)の過去単数形)[3](kona 女 [女] 英語のqueenに相当)[3]、spákona(spá 予言予言する)[3]などとともに女予言者、巫女、賢女などをあらわす語。身分の高い女性であることが多い[1]
  • 大祭や秋の供犠祭において、運命や、来たるべき年の吉凶などを人々に知らせた、という記録が各種サガに残されている[1]

巫女の予言

  • オーディンの求めに応じ、過去の出来事と未来の予言を語る[1]
    =その語った内容が、『巫女の予言』である
  • 巨人らに生み育てられた[1]
    =このことからも、巫女は巨人族出身[1]と考えられる

ロキの口論

バルドルの夢

  • ヘルの東門に巫女の墓がある。そこにオーディンが訪れ、魔法の歌により巫女を目覚めさせ、バルドルに訪れる未来について語らせた。この巫女の正体は巫女でも賢者でもなく、三人の巨人の母(管理人注:アングルボザのことか?)であった[1]

ヒュンドラの歌

巫女に関連するケニング

    女巨人を表すケニング
    • vílsinn völu[9] 巫女のみじめさ[2] [9]-67.(233)

参考文献


新釈北欧神話版

概要

超感覚の中でも、特に予言能力に目覚めた女性を指す言葉。
予知能力者のなかでも特に力を持った女性のみが予言能力に目覚めるとされる。

現在確認されている巫女

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