ブリーシンガメン(ブリージンガメン、ブリシンガメン、ブリーシンガル) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 ケニング 語源・関連語 参考文献 Brísingamen[9][12][16]、men Brísinga[13](ブリーシングの腕輪[2][10]、ブリーシンガメンの腕輪[2]、ブリーシンガルの首飾り[1]、ブリーシンガメン[25]、ブリージンガメン[1][2][10]、ブリシンガメン[26]、ブリーシンガル[1]) [2]では一部グリーシンガメンと記載があるが、誤記。 原典版 概要 小人の名工により作られた女神の首飾り[1] 登場する文献と役割 スリュムの歌 トールを花嫁の姿になったフレイヤに変装させるため、その首に下げられた[1] ギュルヴィたぶらかし フレイヤの持つ首飾りの名[1] 詩語法 ロキとヘイムダルが、ブリーシングの腕輪を巡ってヴァーガ岩礁とシンガ岩(シンガステイン)にてあざらしの姿で争った、とウールヴ・ウガソンの家の賛歌(フースドラーパ)に歌われている[2] ケニング 美しき海の石[2] [9]-23.(64) ブリーシンガメンの名に関連するケニング フレイヤを表すケニング eigandi Brisíngamens[9] ブリーシンガメンの所有者[2] (eiga 所有 [女])[3](eignask 所有する)[3] ロキを表すケニング þjóf Brísingamens[9] ブリーシンガメンの盗人[2] [9]-23. 語源・関連語 Brōsinga mene[16] 英国最初期の詩Beowulf(1199)[16] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [16] 菅原邦城(1978)「<翻訳> ソルリの話とヘジンとホグニのサガ」『大阪外国語大学学報』(41)P.111~P.130,大阪外国語大学 [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 [26] 山室静(2013)『ギリシャ神話<付 北欧神話>』インタープレイ