ヴィリ(ヴィーリ、ヴィーリル)

– 目次 –

原典版

登場する文献と役割

ケニング

語源・関連語

参考文献

新釈北欧神話版


Vili[3](ヴィリ[1]) / Víli[9][22](ヴィーリ[1][2]、ヴィーリル[18]) 意志[1][2][3] [男][3]

原典版

概要

  • オーディンの弟[18]
  • 一般的に、巫女の予言におけるヘーニルに相当すると考えられている[4]
  • オーディン、ヴィリ、ヴェーの三柱で三幅対を成す(=ボルの息子達)[4]
  • 巫女の予言とスノリのエッダとで呼び名が変わるのは、それぞれの兄弟神の系譜の間に大変な開きがあるからではないかとされている。デ・フリースは、ヴィリ、ヴェーは遙かに古い神話の中に登場したのではと仮定している[4]

ロキの口論

ギュルヴィたぶらかし

詩語法

ユングリンガサガ

ヴィリの名に関連するケニング

    オーディンを表すケニング
    • ヴィリの兄[18]、ヴィーリの兄[2]
  • 英語のwill、ラテン語のvolō、ドイツ語のwilleに相当(いずれも、意志を意味する)[3][4]
  • vilja[3] 望む[3]、意志する[4]
  • vil 欲望、喜び、楽しみ[4]
  • vildr 快適な、親愛な[4]
  • sól(太陽)、ylr(暖かさ)とも何らかの関係がある:ペターセンの解釈[4]

参考文献


新釈北欧神話版

序章

ヴァクの実弟。霜の巨人族。思いやりのある、心優しい少年。
生まれつき魔力が弱い。

第一章

ヘーニルの項目を参照

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