スクルド(スクルダ) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 語源・関連語 参考文献 新釈北欧神話版 Sculd[1][13]、Skuld[3][12](スクルド[1][3]、スクルダ[25]) 税[1]、債務[1]、義務[1]、借金[3] [女][3] 原典版 概要 三人の運命の女神のうちの一人の名[1] 未来を司る運命の女神[3] 登場する文献と役割 巫女の予言 物織りの娘。ユグドラシルの樹の下にある海(あるいは館)からウルズ、ヴェルザンディと共にやってきて、人の子らの運命を定め、人生をとり決め、運命を告げる[1] ヴァルキューレの一人。楯を持つ[1] ギュルヴィたぶらかし トネリコの下の泉のそばにある美しい館から出てくる娘の名。ウルズ、ヴェルザンディと共にノルニルと呼ばれ、人間の寿命を決める[1] 運命の女神のうちのいちばん末の者。ヴァルキューレのうちのひとり。たえず馬にまたがって戦死者をえらび、戦いの決着をつける[1] 語源・関連語 skuldu-nautr[3] 債務者[3] [男][3] (nautr 贈物)[16] skulu[3] ~すべきである[3] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [16] 菅原邦城(1978)「<翻訳> ソルリの話とヘジンとホグニのサガ」『大阪外国語大学学報』(41)P.111~P.130,大阪外国語大学 [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 新釈北欧神話版 第一章 予言能力を持つ、巨人族の巫女三姉妹の末妹。 オーディンに様々な運命を告げる。 新釈北欧神話での登場エピソード一覧(Amazonに飛びます)