エイクスュルニル Eicþyrnir[1][13](エイクスュルニル[1]) 樫の木の枝をそなえたもの[1] 原典版 登場する文献と役割 グリームニルの歌 軍勢の父(オーディン)の館にいて、山羊ヘイズルーンと共にレーラズの葉を食べている牝鹿。角からフヴェルゲルミルの中に雫がしたたり落ち、さらにそこ(フヴェルゲルミル)からすべての川が流れ出しているといわれる[1] ギュルヴィたぶらかし ヴァルハラにいる牡鹿の名。枝角からはおびただしい滴がしたたり落ちており、下のフヴェルゲルミルから流れ出ている多くの川の源泉となっている[1] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.