Egill[3][13][22](エギル[1][7][18][26]) [男][3]
原典版
概要
ヴェルンドの歌
- フィン王の次男の名[1]
- 兄にスラグヴィズが、弟にヴェルンドがいる[1]
- ウールヴダリルに家を建てて三兄弟で住んでいたが、近くのウールヴシアールでヴァルキューレのエルルーンを見初め、連れ帰って妻にした。七年(九年?)後、エルルーンは戦場を訪れるために飛び去り戻ってこず、エギルは彼女を探すためスキーに乗って東に旅立った[1]
ユングリンガサガ
- 老アウンの子で、その後を継いでスウェーデン王となった。アウンの召使で宝番であったトゥンニを、アウンの死後は他の召使と同列に扱うようになったため、その不満を買った。トゥンニがアウンから奪った金品を配って盗賊団を結成し人々を襲っていると聞き、その討伐に向かうものの、八回交戦して八回敗北し、ついにはデンマークのセールンドの<勇敢なフロージ>のもとに落ち延びることとなった。そこでフロージの助力を得てトゥンニを討伐したのち、三年の間スウェーデンを統治した。そしてその見返りとして、フロージ王に半年ごとに立派な贈り物をし、良好な関係をもった。そのころ、供犠用に丸々と育てていた牡牛が森に逃げ込んで暴れまわっていたため、すぐれた狩人でもあったエギルがそれを射殺そうとしたところ、その角に胸を刺し貫かれて死亡した。死後は息子のオッタルが国を治めた[18]