原典版
登場する文献と役割
グリーピルの予言
- ヒョルディースの弟で、エイリミの息子。シグルズの叔父※1。誰よりも賢くて未来が予言できた。館に訪れたシグルズに頼まれ、彼の生涯を予言した[1]
※1 訳文([1])では、巻末の解説に「従兄グリーピル」と記載されており、本文でも「ヒョルディースの弟エイリミの息子」(=従兄弟?)と記載されているが、原文([13])では
「Grípir hét sonr Eylima, bróðir Hiordísar.」
と書いてあるので、
「グリーピルと呼ばれたエイリミの息子で、ヒョルディースの兄弟」
と読むことができ、つまりシグルズからみてグリーピルは母の兄弟=叔父、となる。
本編中でもシグルズはグリーピルをmóðurbróðir[13](叔父[1])と呼んでいる。 (hét heita(~と呼ばれる)の一人称・三人称過去単数形)[3]