Hreiðmarr[12][13](フレイドマル[25]、フレイドマール[26]、フレイズマル[1][2])
原典版
登場する文献と役割
レギンの歌
- オト、レギン、ファーヴニルの父親の名。息子のオトが獺に化けてアンドヴァラフォルスのほとりで鮭を食べていたところ、オーディン、ヘーニルと共に滝を訪れていたロキに石をぶつけられ殺された。その後アース神たちが獺の皮をはいでフレイズマルのところに夜の宿を求めてやってきたため、彼らをとらえ、身代金として獺の皮を黄金でみたし、その外側も黄金で覆う事を要求した。黄金は約束通り支払われたが、その中に、アンドヴァリの呪いのかかった腕輪も含まれていた。ファーヴニルとレギンから賠償金を分けるようにと要求されたが断ったため、寝ているところをファーヴニルに刺殺され、黄金をすべて奪われる。死の間際にリュングヘイズ、ロヴンヘイズという娘たちに自分の仇をとってもらえるようにと呼びかけた[1]
詩語法
- オーディン、ロキ、ヘーニルが旅をした先で宿を貸した農夫。有力者であり、魔術によく通じていた。息子にレギンとオトとファーヴニルがいるが、オトは川うその姿をしていたためそれを知らないロキに狩られた。その賠償として、オトの毛皮が完全に覆われるほどの黄金をオーディン、ヘーニル、ロキに請求する。その結果多くの黄金を手に入れるが、小人アンドヴァリの死ののろいがかかった腕輪も一緒に手に入れてしまう。結果、賠償金をびた一文も分けなかったことにより二人の息子に殺害される[2]