Reginn[1][3][9][13](レギン[1][2][26][30][32]、レーギン[25]) 権力者[1]、神[3]、神々[3] [中][3]
原典版
概要
巫女の予言
グリーピルの予言
レギンの歌
- フレイズマルの子。誰よりも器用で、身の丈は小人であったが、頭が良く、厳しく、魔術に長じていた。ファーヴニル、オトの兄弟で、リュングヘイズ、ロヴンヘイズの兄。兄弟のオトが獺に化けて鮭を食べていたところ、オーディン、ヘーニルと共に滝を訪れていたロキに石をぶつけられ殺されたため、レギンたちはアース神たちをとらえ、身代金として黄金を要求した。レギンは支払われた賠償金を分けるようにファーヴニルと共にフレイズマルに要求したが断られてしまった。後にファーヴニルがフレイズマルを殺したためその遺産の分け前を要求するが、またもや断られてしまったため、妹のリュングヘイズに父の遺産を手に入れる方法を相談したが、いさめられるだけだった。あるときヒアールプレクのところを訪れていたが、同じくヒアールプレクのところに来ていたシグルズを養子とし、教え、とても可愛がり、自分の祖先のことや、様々な出来事を語って聞かせた。そしてシグルズにグラムという剣を与え、ファーヴニルを討つようにそそのかした[1]
ファーヴニルの歌
- ファーヴニルを殺すようにシグルズをけしかけ、一緒にグニタヘイズに出かけたが、シグルズがファーヴニルと戦っている間はどこかへ行っていた。戦いが終わると戻ってきて、リジンという剣でファーヴニルの心臓を切り取り、傷口から血を飲んだ。そしてシグルズにファーヴニルの心臓をあぶるように頼んで眠った。しかしレギンが自身をだまそうとしていることを知ったシグルズに首を刎ねられ、死亡した[1]
詩語法
- 農夫フレイズマルの息子。兄弟にファーヴニルとオトがいる[2]
- オト殺害の賠償としてオーディンらから受け取った大量の黄金をフレイズマルが分けなかった為、ファーヴニルと結託して彼を殺害する。手に入れた黄金を当分に分けるようファーヴニルに要求するが拒否されたため、ショーズのヒャールプレク王のもとへ逃げ、王の鍛冶屋となった[2]
- ヒャールプレク王のもとで、養父としてシグルズを育てた。シグルズにグラムという鋭い剣を作り、ファーヴニルの持つ黄金を取りに行くようけしかける。シグルズがファーヴニルを殺害した際、彼にファーヴニルの心臓を火で焼くように命じ、ファーヴニルの血を飲み横になって寝た。その後、レギンが自分をはめようとしていることを知ったシグルズに殺害された[2]
- レヴィルという剣を持つ[2]
- 災いの鍛冶屋[1]