スヴァジルファリ(スヴァジルフェーリ、スヴァジルファーレ、スワディルファリ) Svaðilfari[12](スヴァジルファリ[1]、スヴァジルファーレ[25]、スワディルファリ[26]) 原典版 登場する文献と役割 ヒュンドラの歌 ロキはスヴァジルファリとの間にスレイプニルを生んだ[1] ギュルヴィたぶらかし 鍛冶屋に化けてアース神のもとにやってきた山の巨人のもつ馬の名。驚くほど大きな石を運び、鍛冶屋の倍もの仕事をこなして砦の工事を手伝うが、完成を恐れたアース神の脅迫によりロキが牝馬に化けてこれを誘惑し、工事の妨害をする。その後もロキはこの馬のところに通い、やがてスレイプニルという優れた馬を産んだ[1] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 [26] 山室静(2013)『ギリシャ神話<付 北欧神話>』インタープレイ