Lögrinn[12]
原典版
概要
- メーレル湖[1]
登場する文献と役割
ギュルヴィたぶらかし
- ギュルヴィ王との約束により、スヴィジオーズの一部がゲヴュンに削り取られたあとにできた湖の名。削り取られた土地はセルンドと名付けられたが、セルンドの岬とレグルの湖はちょうど釣り合う形になっているという[1]
セルンドと対になるのはレグル湖(メーレル湖)か、ベーネル湖か
スノリのエッダによれば「レグル湖(現在のメーレル湖)とセルンド(現在のシェラン島)の岬が釣り合う[1]」とされているが、実際の形を見比べてみると、かなり無理がある。
レグル湖(現在のメーレル湖)(左図)とセルンド(現在のシェラン島)(右図)の比較

Denmark_location_sjalland.svg ©Rotsee(2009)/CC BY-SA 3.0
一説では、セルンド(現在のシェラン島)と釣り合うのはベーネル湖のほうではないかともいわれている。
ベーネル湖(左図)とセルンド(現在のシェラン島)(右図)の比較

Lake_Vänern_details.png ©Idarvol(2016)/CC BY-SA 3.0

Denmark_location_sjalland.svg ©Rotsee(2009)/CC BY-SA 3.0
ベーネル湖との比較であっても、淡路島と琵琶湖のようにすごく似ている!というほどでも無いが……。
大地を引きずっている間に形が崩れたのであろうか。