Andvarafors^[13]（アンドヴァラフォルス^[1]）
　―　fors^[3]　滝^[3]　[男]^[3]

原典版

登場する文献と役割

レギンの歌

• 滝の名。レギンの兄弟オトがちょくちょく獺カワウソに化けてここで魚をとっていたが、あるとき鮭を一匹つかまえて川岸に坐って目をつぶって食べていたところ、オーディン、ヘーニルと共に滝を訪れていたロキに石をぶつけられ殺された。ロキはオトの死の賠償を手に入れるためにラーンの網を持ってアンドヴァラフォルスを再度訪れ、魳かますに身を変えてそこに住んでいたアンドヴァリという小人を捕らえて彼の黄金をすべて巻き上げた^[1]

参考文献

• [1] 谷口幸男（1973）『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社
• [3] 下宮忠雄・金子貞雄（2006）『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林
• [13] Gustav Neckel（1983）『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.