Niflheimr[3](ニヴルヘイム[1]) 霧の国[3] [男][3]
― nifl[3] 霧[3]
― heimr[3] 国、世界[3] [男][3] (英語のhomeに相当)[3]
※文献によってまれに「ニフルヘイム[3]」と表記されることもあるが、原文表記は「Niflheimr[3]」であるため、「ニヴルヘイム[1]」「ニブルヘイム」と表記する方が本来の古ノルド語の発音に近い
原典版
ギュルヴィたぶらかし
- 大地がつくられる何代も前にできた。真ん中にフヴェルゲルミルという泉があり、そこから多くの川が流れ出ている[1]
- 奈落の口(ギンヌンガガプのこと)の北側はニヴルヘイムからの重い氷と霜で覆われている。その霜がムスペルスヘイムからの熱風とぶつかり、ユミルが生まれた[1]
- ユグドラシルを支える三つの根のうちの一つはニヴルヘイムに伸びているが、その根の下にはフヴェルゲルミルがいて※、ニーズヘグが下からその根をかじっている[1]
※この箇所は、[1]ではフヴェルゲルミルを人物のように扱っており、原文もok undir (中略) er Hvergelmirとなっており、この箇所だけで見れば人物名と受け取ることはできる。が、数節前ではフヴェルゲルミルは泉の名前として出ているため、フヴェルゲルミルがあり、と訳すほうがスムーズであるように思われる - ヘルが神々によって投げ込まれた場所の名。ヘルはそこにエーリューズニルという大きな屋敷を持ち、病気で死んだ者と寿命がつきて死んだ者たちを管理している[1]
- トールが鍛冶屋に化けた山の巨人の頭蓋骨を粉砕し、ニヴルヘイム([1]では二ヴルヘルと記載してあるが、[12][14]ではNiflheimと記載)の下に投げ込んだ[1]
参考文献
用語を元ネタに用いた作品の一例
- GOD EATER 2 :『ニブルヘイム』……バスターブレード系の刀身名
- GOD EATER 2 RAGE BURST :『ニブルヘイム』……ショートブレード系、およびバスターブレード系の刀身名
- ペルソナ3 :『ニブルヘイム』……スカディが覚える氷結系スキル名
- ペルソナ3 フェス :『ニブルヘイム』……スカディが覚える氷結系スキル名
- ペルソナ3 ポータブル :『ニブルヘイム』……スカディが覚える氷結系スキル名
- ペルソナ4 :『ニブルヘイム』……ロキが覚える氷結系スキル名
- ペルソナ4 ザ・ゴールデン :『ニブルヘイム』……ロキが覚える氷結系スキル名