Niflheimr[3](ニヴルヘイム[1]、ニフルヘイム[3][25][26]) 霧の国[3][26] [男][3]
― nifl[3] 霧[3]
― heimr[3] 国、世界[3] [男][3] (英語homeに相当)[3]
原典版
ギュルヴィたぶらかし
- 大地がつくられる何代も前にできた。真ん中にフヴェルゲルミルという泉があり、そこから多くの川が流れ出ている[1]
- 奈落の口(ギンヌンガガプのこと)の北側はニヴルヘイムからの重い氷と霜で覆われている。その霜がムスペルスヘイムからの熱風とぶつかり、ユミルが生まれた[1]
- ユグドラシルを支える三つの根のうちの一つはニヴルヘイムに伸びているが、その根の下にはフヴェルゲルミルがいて※、ニーズヘグが下からその根をかじっている[1]
※この箇所は、[1]ではフヴェルゲルミルを人物のように扱っており、原文もok undir (中略) er Hvergelmirとなっており、この箇所だけで見れば人物名と受け取ることはできる。が、数節前ではフヴェルゲルミルは泉の名前として出ているため、フヴェルゲルミルがあり、と訳すほうがスムーズであるように思われる - ヘルが神々によって投げ込まれた場所の名。ヘルはそこにエーリューズニルという大きな屋敷を持ち、病気で死んだ者と寿命がつきて死んだ者たちを管理している[1]
- トールが鍛冶屋に化けた山の巨人の頭蓋骨を粉砕し、ニヴルヘイム([1]では二ヴルヘルと記載してあるが、[12][14]ではNiflheimと記載)の下に投げ込んだ[1]