Hrungnir[9][13](フルングニル[1][2][7]、フルングニール[15])
原典版
概要
ハールバルズの歌
グロッティの歌
- 父共々、とても強かったという[1]
詩語法
- 巨人たちの中で最も強い巨人。固い石と三つのとがった角をもった心臓を持ち、また頭も石でできていた。持っている槍も石でできており、幅がひろく厚かった。砥石を武器に持ち戦った[2]
- フルングニルのもつ三つのとがった角をもった心臓にちなみ、「フルングニルの心臓(Hrungnishjarta)[9]」というルーン文字がつくられた[2] (hjarta 心臓)[3]
- 自身の馬の素晴らしさを自慢してきたオーディンを追いかけ、愛馬グルファクシを駆り、競争の勢いのままアースガルズを訪れる。そこでアース神達の酒宴の席に招かれたが、酒が入ったことで大言壮語を吐いてしまい、トールの激しい怒りを買い、決闘をすることとなる。決闘の場面にて、フルングニルの放った砥石がトールの投げたミョルニルとぶつかり二つに砕けて片方は地面に落ちた。全ての砥石の岩は、そのとき砕けた砥石から出来たと言われる。また、もう片方の砥石はトールの頭に刺さった。そしてフルングニルはトールのミョルニルが直撃し死亡した[2]