Svipdagr[9][22](スヴィプダグ[2][6][18]、スヴィプダーグ[18])
原典版
概要
登場する文献と役割
スノリのエッダ 序文
詩語法
ユングリンガサガ
- フグレイク王への援軍として、兄弟のゲイガズと共に戦にはせ参じた戦士の名。戦いのさなか、ゲイガズと共にハキ王の軍に生け捕りにされた[18]
- <盲目のスヴィプダーグ>。インギャルドの養父。インギャルド王子がアールヴ王子よりも遊びが下手で弱いことを大変な恥だといって、狼の心臓を串焼きにしてインギャルドに食べさせた。フォールクヴィズとフルヴィズという息子たちがいる。息子であるフルヴィズとガウトヴィズと共にインギャルド王とグランマル王との間の戦に参加したが、息子共々討ち死にした[18]
デンマーク人の事績
- 羅語Swibdager(スウィブダゲル[11])。ノルウェー王。グラームの妹を陵辱し、さらに娘の貞操を踏みにじったとして、グラームとの間に戦が行われる。グラームに復讐せんとするサクソーニア人の軍勢の加勢を得、グラームを討ち、デンマークとスウェーデンを領有した。養育者ブラケに命じてグラームの息子グトルムとハディングをスウェーデンに送り、巨人ワグンホフトとハフリに養育と保護をまかせたが、妻(グトルムの妹でもある)がしつこくせがんだためグトルムを追放から引き戻し、貢納を誓わせた後、デンマークを支配させた。その後グトランディア付近にてハディングと戦うが、敗れる。アースムンドという息子がおり、スウィブダゲルの仇を討つためにハディングと戦った [11]