Agnarr[13][22](アグナル[1][18][25])
原典版
概要
登場する文献と役割
グリームニルの歌
- フラウズング王の息子の名。十歳。弟にゲイルロズがいる。兄弟で釣りに行った際に船が難破し、小作人の男に拾われ、その妻の養子になった。実はこの小作人の男の妻の正体はフリッグだった。春になると再びフラウズング王のもとへと戻ったが、港に着いた途端、弟のゲイルロズに船ごと沖へ流されてしまう。その後、洞窟にて女巨人との間に息子をもうけた[1]
- ゲイルロズの息子の名。上記のアグナルの甥にあたる。十歳になるころ、父王ゲイルロズの元へグリームニル(オーディン)がやってきて、ゲイルロズの拷問を受けた。その際アグナルは、無実の人を苦しめるのは酷いと言い、角杯をグリームニルに手渡し、見返りとして祝福を受け、父王の死後、王となった[1]
シグルドリーヴァの歌
- 王の名。アウザの弟。オーディンに勝利を約束された兜のグンナルという王と戦ったため、どのヴァルキューレにも保護を与えられなかったが、ヴァルキューレの一人であるシグルドリーヴァがグンナルを倒したため、戦いに勝利する[1]
ユングリンガサガ
- フィアズルンダランドの王ユングヴァルの息子。アールヴの兄弟。インギャルドが主催した宴会にユングヴァルやアールヴと共に参加するが、インギャルドの策謀により、宴に参加した他の6人の王らもろとも焼き殺された[18]
- エイリーク王の父。ヴィンディルのシグトリュグ王の息子[18]