ヘイズレク Heiðrecr[13]、Heiðrekr[16](ヘイズレク[1][16]) 原典版 登場する文献と役割 オッドルーンの歎き 王の名。ボルグニーを娘にもつ[1] フン戦争の歌 またはフレズの歌 フレズとアンガンチュール、ヘルヴォルの父。ギズル・グリューティンガリジという養子がいる。ヘイズレクが治めていた全王国は、死後、アンガンチュールが支配することとなった。その遺産の中には、ミュルクヴィズと呼ばれる森や、ダンプの波止場に立っている美しい記念碑などがふくまれていた[1] ソルリの話とヘジンとホグニのサガ <狼皮の>ヘイズレク。Heiðrekr úlfhamr。ヒョルヴァルズの父[16] (úlfr 狼 [男] 英語wolfに相当)[3](hamr 姿、形 [男])[3] ケニング フン族に関連するケニング フレズを表すケニング Heiðrecs arfi[13] ヘイズレクの嫡子[1] (arfi[9] 相続人[2]) (Arfr 遺産 [男])[3] Heiðrecs arfþegi[13] ヘイズレクの相続人[1] ヘルヴォルを表すケニング Mey Heiðrecs[13] ヘイズレクの姫君[1] (mey mær(乙女)の与格、対格)[3] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [16] 菅原邦城(1978)「<翻訳> ソルリの話とヘジンとホグニのサガ」『大阪外国語大学学報』(41)P.111~P.130,大阪外国語大学