ミューシング Mýsingr[9](ミューシング[2]) 原典版 登場する文献と役割 詩語法 海王の名。フロージ王を殺害し、望んだ物を挽き出す石臼グロッティをはじめとする多くの分捕品と共に、唯一石臼を挽くことの出来る怪力の女フェニャとメニャを捕らえる。彼女らに大量の塩を挽くように命じたが、あまりに多くの量であったため石臼を乗せた船が沈んだ。このとき石臼の穴に海水が入ったところが海の渦となり、また大量の塩が溶けたことで海が塩辛くなったと言われる[2] 参考文献 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス.