オード(オッド、オーズ、オーズル、オズル、オズ) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 ケニング 参考文献 新釈北欧神話版 Óðr[3][9][12][16][22](オッド[26]、オーズ[1][2][16][18][32]、オーズル[25]、オズル[26]、オズ[26]) 歌[2]、魂の力[3]、意思[3]、詩術[3] [男][3] 原典版 概要 フレイヤの夫[16][18][32] 登場する文献と役割 巫女の予言 フレイヤの夫[1] 詩語法 フレイヤの夫。間にはフノスという娘がいる[2] 阿呆の同義語[2] ヒュンドラの歌 ヒュンドラがフレイヤを、いつも欲情を燃やしてオーズを追いかけた、と侮辱した[1] ギュルヴィたぶらかし フレイヤの夫の名。フレイヤとの間にフノスという娘をもうけた。長い旅路に出たため、彼を探してフレイヤが諸国を旅したという[1] ユングリンガサガ フレイヤの夫。フレイヤとの間に、フノスとゲルシミというたいへん美しい娘をもうけた[18] ケニング オードの名に関連するケニング フレイヤを表すケニング konu Óðs[9] オーズの妻[1][2] (kona 女 [女] 英語queenに相当)[3] [9]-28. オーズの床の友[2] [9]-44.(107) 詩人を表すケニング óðs skapmóða[9] オズ(フレイヤの夫)の心のモージ(トールの子)[2] [9]-67.(234) ー 管理人注:ここは原文から見るとóðsやmóðiは神の名(固有名詞)ではなく”詩”や”気性”、”怒り”などといった一般名詞の意味で解釈するべきでは?モージはオーズやフレイヤと直接かかわりがあるわけでもないし……。 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [16] 菅原邦城(1978)「<翻訳> ソルリの話とヘジンとホグニのサガ」『大阪外国語大学学報』(41)P.111~P.130,大阪外国語大学 [18] 谷口幸男(2008)『ヘイムスクリングラ-北欧王朝史(1)-』プレスポート [22] N. Linder og H. A. Haggson(http://heimskringla.no/wiki/Heimskringla)2022年3月27日アクセス. [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 [26] 山室静(2013)『ギリシャ神話<付 北欧神話>』インタープレイ [32] Susan M. Margeson(2007)『「知」のビジュアル百科 34ヴァイキング事典』(久保実訳、川成洋監修)あすなろ書房 新釈北欧神話版 第一章 海の巨人族系アース神族。 故郷が滅びの危機に瀕していたところをオーディンらに救われ、その恩義に報いるために仲間になる。 二人の妹がいる。 新釈北欧神話での登場エピソード一覧(Amazonに飛びます)