アルスヴィズ Alsviðr[1][9][12][13](アルスヴィズ[1][2]) 力に関してあらゆる要求に応えるもの[1]、賢い[1]、快速[1] ― allr[3] すべての[3] [代][3] ― víss[3] ~を知った、通じた、確かな、賢い[3] [形][3] (英語wiseに相当)[3] 原典版 概要 日輪の車をひく馬[1] 登場する文献と役割 グリームニルの歌 アールヴァクと共に太陽をひく馬の名。アース神たちはこれらの馬の肩の下にふいごを隠した[1] シグルドリーヴァの歌 アルスヴィズの蹄の上にルーネが彫られる[1] ギュルヴィたぶらかし アールヴァクと共に太陽を曳く馬の名。肩の下に身体を冷やすための二つの鞴ふいごがついており、鉄さまし(iarnkol)[12]とよばれている[1] 詩語法 馬の名前。アールヴァクと共に太陽を曳く[2] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.