原典版
概要
登場する文献と役割
ユングリンガサガ
- フィヨルニルの子。フィヨルニル亡き後、国を治めた。ゴズヘイムと老オーディンを探し出すことを誓い、五年のあいだ、十二名の部下を連れてチュルクランドや大スヴィーショーズなど世界中をめぐり、ヴァナヘイムでヴァナという女を妻に迎え、ヴァランディという息子をもうけた。あるときスウェーデン東部のステインという大きな屋敷で、酒を飲んで寝室に行こうとしたところ、その屋敷の近くにあった家くらい大きな石の下に小人が座っているのを見つけた。すると小人が、オーディンに会いたいなら石の中に入れと言ったので、入ったところ、二度と出てくることはなかった。その後は息子のヴァランディが国を治めた[18]