Ásgarðr[3][16](アースガルド[25]、アースガルズ[1][2][11][16][18]、アスガルド[3][15][26]) 神の園[3]、神の国[3]、アサ神の園[26] [男][3]
― áss[3] アース神族[3] [男][3]
― garðr[3] 囲い地、中庭、家、城、町[3] [男][3] 英語gardenに相当[3]
原典版
概要
- アーサヘイムの首都[18]
- アースたちの都。世界の中央にあり、トローヤと呼ばれている[16]
- アーシアにあるアース神族の首都。当時オーディンはビザンチウムを支配していたと考えられていたが、アースガルズの壮麗さは、東方ヴァイキングによってもたらされたビザンチンの知識に影響されているように思われる[11]
ヒュミルの歌
ロキの口論
- Ása garðrの記述でみられる[13]
スリュムの歌
ギュルヴィたぶらかし
- ギュルヴィ王が、アース神の力の秘密を探るために老人に変身してアースガルズを訪れた[1]
- ボルの息子たちが世界の真中に作った砦の名。トロイアとも呼ばれる。神々とその末裔が住み、地上と空中で起こる多くの出来事がここから起こると言われている[1]
- オーディンの子ヘルモーズが、冥府への旅路につき、バルドルを見つけ出してアースガルズに返してくれるようヘルに身代金を差し出す役目を請け負った[1]
- スルトの焔に全世界が焼き尽くされたのち、イザヴェルという、かつてアースガルズがあった場所に、生き残ったヴィーザルやヴァーリらが住むという[1]
ユングリンガサガ
- オーディンが支配する、アーサランドの首都。大きな供犠所があり、十二名のディーアルまたはドゥロートナルとよばれる神殿司祭が供犠を主宰する。オーディンが民衆とディーアル全員を引き連れて新たな国土を求めてアースガルズを旅立った際、ヴェーとヴィーリルがこの地に残った[18]
- オーディンの死後、スウェーデンの人々は、オーディンが古アースガルズ(forna Ásgarð[22])に行きそこで永遠に生きているものと考えた[18] (forn 古い、昔の [形])[3]
ソルリの話とヘジンとホグニのサガ
参考文献
新釈北欧神話版
第一章
ユミルの血の洪水によって新生した世界に現れた大地のなかで、オーディン率いるアース神族の影響力の及ぶ領地のこと。
アースガルドの外部には未開の土地が広がっており、多くの巨人族らが住んでいるとされる。