Giǫll^[1]、Gioll^[13]、Gjöll^[12]（ギョル^[1]）　ざわめくもの^[1]

原典版

概要

• ヘルの周りを流れる川。ヘルに渡るには橋を通らねばならない^[1]

登場する文献と役割

巫女の予言

• フヴェルゲルミルから流れ出る川の名^[1]

ギュルヴィたぶらかし

• フヴェルゲルミルから流れ出る川の名^[1]
• 平らな石の名。ここにゲルギヤという足枷からのばした綱が通されて、地中深く埋められている。さらにスヴィティという大きな石をもっと地中深くに打ち込んで綱をかける杭にして、フェンリルが捕らわれている^[1]
• ヘルモーズがヘルへ向かう際に渡った川の名。輝く黄金でおおわれたギョル橋という橋がかかっており、モーズグズという娘が番をしている^[1]

参考文献

• [1] 谷口幸男（1973）『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社
• [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson （2012）『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Ulan Press
• [13] Gustav Neckel（1983）『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage.