ヴェー(ヴェーイ) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 語源・関連語 参考文献 新釈北欧神話版 Vé 結びつける聖なる力、聖地、聖性[4] 原典版 概要 一般的に、巫女の予言におけるローズルに相当すると考えられている[4] オーディン、ヴィリ、ヴェーの三柱で三幅対を成す(=ボルの息子達)[4] 巫女の予言とスノリのエッダとで呼び名が変わるのは、それぞれの兄弟神の系譜の間に大変な開きがあるからではないかとされている。デ・フリースは、ヴィリ、ヴェーは遙かに古い神話の中に登場したのではと仮定している[4] 登場する文献と役割 ギュルヴィたぶらかし ブーリの孫。ボルの子。オーディン、ヴィリの弟。三兄弟で天地を支配している[1] ユミルを殺害し、天地を作った[1] 人間に、顔と言葉と耳と眼を与えた[1] 語源・関連語 Heiligkeit ドイツ語で、神聖性[4] vígja 聖化する[4] 心の安らぎ、住居一般、家庭の平和、全島会議(þing)や教会から与えられる平和なども意味する[4] Vé-bönd 全島会議の開催場所を示す杭を縛るロープ[4] 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [4] 尾崎和彦(1994)『北欧神話・宇宙論の基礎構造―『巫女の予言』の秘文を解く (明治大学人文科学研究所叢書)』白凰社 新釈北欧神話版 序章 岩の巨人族の集落からやってきた、両性具有の謎多き少年。 ヴァク、ヴィリと義兄弟の契りを結ぶ。 第一章 ロキの項目を参照 登場する話数を無料漫画で読む(Amazonに飛びます)