原典版
概要
- 創作された人物[1]
登場する文献と役割
シグルズの短い歌
ニヴルング族の殺戮
オッドルーンの歎き
- アトリの妹。オッドルーンの父王は亡くなる前に、南のグリーミルドの子にオッドルーンを嫁がせるようにと遺言を残した。しかしオッドルーンはグンナルを愛し始め、ギューキの子らはアトリに結婚の贈物を送ったものの、アトリはそれを受け取らなかった。その後暗い森の中で、アトリの使者に、グンナルと二人でいる現場を見られてしまう。そのことをアトリに漏らさぬよう使者に黄金の腕輪を与えたものの、告げ口されてしまった。グンナルは捕らえられ蛇牢に入れられたが、そのときたまたまゲイルムンドのところへ訪れていたオッドルーンは、グンナルが奏でた助けを求める竪琴を耳にする。しかしグンナルはアトリの哀れな母(訳注:蛇に化身した)に心臓を噛まれて死亡した[1]
- ボルグニーが急に病気になった(訳注:異常に出産が長引いた)と聞き、馬で彼女のいるフンの国に向かった。そしてボルグニーの膝の前に坐って呪文を唱え、無事に子供を出産させることに成功した[1]