シギュン(シギン、シグナ) – 目次 – 原典版 登場する文献と役割 ケニング 参考文献 新釈北欧神話版 Sigyn[1][3][9][12][13](シギュン[2]、シギン[26]、シグナ[25]) [女][3] ― siga[1] 滴る[1] 原典版 概要 ロキの妻[1][3] 縛られたロキの頭上に滴る毒液を、洗い桶をもって受け止める[1] 登場する文献と役割 巫女の予言 ロキの妻[1] ロキの口論 ロキの妻。縛られたロキの頭上からしたたり落ちる毒蛇の毒液を洗い桶に受ける[1] ギュルヴィたぶらかし ロキの妻の名。ロキとの間にナリ、またはナルヴィという息子をもうけた[1] 神々によって捕らえられ岩にしばりつけられたロキの傍らに立ち、ロキの顔面に蛇の毒液が滴らないように洗桶を支えている。それがいっぱいになり捨てに行くとき、ロキの顔に毒が滴り、猛烈にもがくので大地が震え、地震とよばれる現象がおきる[1] 詩語法 アースの女神として、エーギルをもてなす酒宴の席に参加する[2] ケニング シギュンの名に関連するケニング ロキを表すケニング ver Sigynjar[9] シギュンの夫[2] (verr 夫、男 [男])[3] [9]-23. 参考文献 [1] 谷口幸男(1973)『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社 [2] 谷口幸男(1983)「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』(特輯号第43巻3号)p.1~122,広島大学文学部 [3] 下宮忠雄・金子貞雄(2006)『古アイスランド語入門―序説・文法・テキスト・訳注・語彙』大学書林 [9] Guðni Jónsson (ed.), Eddukvaeði,Íslendingasagnaútgáfan (1954) (http://www.heimskringla.no/wiki/Skáldskaparmál)2018年3月30日アクセス. [12] Snorri Sturluson , Finnur Jónsson (2012)『Edda Snorra Sturlusonar』Ulan Press [13] Gustav Neckel(1983)『Edda. Die Lieder des Codex regius nebst verwandten Denkmaelern 01. Text』Universitaetsverlag Winter; 5., verbesserte Auflage. [25] P. コラム(2016)『北欧神話〔電子書籍版〕』(尾崎義訳)岩波書店 [26] 山室静(2013)『ギリシャ神話<付 北欧神話>』インタープレイ 新釈北欧神話版 第一章 オーディンの妻。海の巨人族系アース神族。 献身的な性格をし、奔走するオーディンを従順に支える。 オーディンとの間に男神ホドをもうける。 新釈北欧神話での登場エピソード一覧(Amazonに飛びます)